前置き
第1回 ゆっくり○○中トライアスロン
お疲れさまでした!!!!!
あきなすぎさん、ティスさん、しらのいさん、投稿者側として参戦した3名の皆さんは更新頻度がトップクラスで安定感があるという印象を持っていましたが、プレミア公開を直接見に行って表現力もさらに磨かれているなと感じました!
同期や後輩ではありますが、表現力ではもう到底及ばないと思わされました(笑)
そしてこの動画を私が見れたこと、動画やイベントを楽しんでいる視聴者の姿を見ることができて戻ってきて本当に良かったと思えました。
さて、今回は無事に終了したことを記念して...
今回はゆっくり逃走中以外のゆっくり○○中について編集の側面などから解説していきます!
ゆっくり逃走中以外の○○中
戦闘中
逃走中以外の○○中の中では一番有名ですね。
戦闘中とは
戦闘中とは、ある「エリア」で、限られた「時間」の中、「出演者=プレイヤー」が、「ボール=バトルボール」を使って相手を撃破し、最後まで勝ち残ったプレイヤー1人だけが栄光を手にできる個人戦のサバイバルゲーム。 ー戦闘中公式サイトより引用
とはいってもペア戦や集団戦もあるので一概にも優勝者が1人とは限らないですね。
ゆっくり戦闘中について
第1回ゆく中TAで公開されたティスさんの動画が代表格ですね。
これ以外の動画だと
【ゆっくり】戦闘中 ゆっくりサバイバル決定戦 #1 - YouTube
【ゆっくり茶番】総勢40人で戦闘中!!前編【DPY】 - YouTube
このようにグループ戦が多いですね。
個人戦よりもグループ戦が多いと考えられる理由としては本家フジテレビの戦闘中が
・2012年~2014年 個人戦
・2014年~2015年 ペア戦
・2016年~2018年 グループ対抗戦
・2021年 プレイヤーvs忍
・2023年 プレイヤーvs忍→個人戦
ゆっくり逃走中の現時点の最古の動画が2016年なのでグループ戦が放送されていた時期と重なっていたことが一番大きいように感じます。
後は、編集的なメタ考察をするなら、個人個人にアイテムを持たせるのは大変だという事です。
戦闘中が逃走中よりも気を付けないといけない点は、誰が何を持っているか、そしてどこに何があるか これをより正確に編集しなければならない事です。
誰がボールや忍や盾を持っているのか。ボールはどこに落ちているのか。誰がどこにいるのか。逃走中も当然正確でないと少し違和感が生じますが、戦闘中はそれ以上に意識しないといけない要素が多い気がします。そのため、チーム戦にすることで、アイテムやプレイヤーを一カ所に固められるため個人戦より編集がやりやすいことでしょう。
密告中
TV版では2021年のGWに逃走中の一部のゲームとして復活しましたね。
密告中とは
プレイヤーは背中の数桁に番号をつける。それをほかののプレイヤーが盗み見て、電話で本部に密告する。密告されたプレイヤーは失格となり、最後に残った一人が賞金を獲得できる。 ーニコニコ大百科より引用
こちらも戦闘中と同様に、ペア戦や団体戦もありますね。 そして、2021年のGW版では勝ち抜けた人が逃走中の後半戦に進めるといったものでした。
ゆっくり密告中について
密告中は現時点ではSLOWRANDさんとティスさんが制作しており、一般プレイヤーが参戦したゲームはティスさんだけとなっています。
ゆっくり密告中は制作するうえで1つ致命的な点があります。
それは、きつねゆっくりの後ろ姿がほとんどない事です。
きつねゆっくりさんが配布している後ろ姿は現時点で7キャラしかいないのです。
密告中はこのようにキャラクターの後ろ姿にナンバープレートを貼る必要があるのですが、後ろ姿が7体分しかいないために一般プレイヤーを募集するとなると立ち絵を制限するか、最初からイラストを作るしかないという難易度がとても高いのです。
そのため、プレイヤーを密告するというMISSIONがゆっくり逃走中で取り入れられていることが多々ありますが、密告中の新規のゲームが作られることは現時点であまり期待できなさそうです...。
ちなみに、新きつねゆっくりの場合だとアリスなどのように後ろ姿が存在するキャラと妖夢などのように存在しないキャラに別れています。
護衛中
護衛中とは?
複数のプレイヤーでチームを組み、敵チームと対戦。ボールを使ってドッジボールの要領で他のプレイヤーに当てて「撃破」していく。各チームに1名ずついる「クイーン(姫)」の撃破が目的。 ーピクシブ百科事典より引用
戦闘中のもとになったゲームですね。
違いは仲間のクイーンが撃破されたらその時点で失格になるという点。
ゆっくり護衛中において
現時点ではあきなすぎさんがゆっくり護衛中の投稿者。
特に触れることはないですかね...。
TVで放送されたものとあきなすぎさんの作品はどちらとも、3チームの対抗戦しか行われていませんが、この制限を取っ払ってもゲームとしては成立しそうです。
解除中
解除中とは
支給されたペンチで、解除装置に付いている色分けされた数本のコードを切って解除する。時間切れになる前に指定された本数のコードを切断すれば解除成功。賞金は開始時点の金額から毎秒数百円単位で減額され、解除成功すればその時点での賞金を獲得できるため、基本的に解除が早いほど賞金も高い。 ーピクシブ百科事典より引用
言葉だけだと分かりづらいかもしれないので後ほど紹介する動画を見て頂ければ
ゆっくり解除中において
youtu.be
~ゆっくりを使った解除中01 加速する爆破と恐怖<新年スペシャル>~ - YouTube
ゆっくりクロノス第7回夜の学校で解除中Part1 - YouTube
【ゆっくり解除中02】~真夜中の古城~ TERM1 - YouTube
実は意外と多い解除中。そして、学校率の高さ(笑)
編集のやりやすさでいうと解除中は一番やりやすいとも思われます。
さきほどの戦闘中のように意識しないといけない要素が多いわけではなく、かといって密告中のように素材不足に悩まれない。
一般プレイヤーを募集するうえで致命的な点はほとんど運ゲーということです。
だからこそ、一般プレイヤーの個性を引き出すのも難しくて、東方キャラ以外で開催されたことはほとんどないんですよね。
もしも、解除中を一般プレイヤーを募って行うならXやディスコードなどで、専用のグループを作成してこの動画のような手順で行い、のちにチャットのやり取りからゆっくり茶番に書き起こすというやり方はどうでしょうか...?
存在しない(もしくは、存在しててもなんか微妙な)ゆっくり○○中
ここまで紹介したのは実際に作った人がいるものでした。
ここから先は、TV版では制作されたことがあっても、ゆっくりでは誰も捜索したことがない○○中。もしくは制作者がいるにはいるけど本家とだいぶ違う作品などを紹介します。
捜索中
浅草を舞台に性別・年齢不明のターゲット「小野さん」を探し出す。手がかりとなるのは小野さんに装着されたカメラ付き携帯電話によって撮られた映像のみ。各ペアに支給された携帯電話にリアルタイムで送信され、それを基に探し出す。思しき人を見つけたら「小野さんですか?」と声をかけ、正解であれば成功。1番最初に見つけ出したペアが勝者となり賞金30万円獲得。ただし、間違えてしまうとその場で1分間待機のペナルティ。さらに2回間違えてしまうと即失格となる。-クロノス参戦プレイヤー wikiより引用
???
どうやらTV版も映像が現時点では残ってないらしいです。
作れなくはない気もしますが...イメージが全然できません(笑)
ティスさんが一応制作していますがだいぶ改変されているのでこの位置に
討論中
スタジオにて行うゲーム。まずピリオドごとに討論テーマ(例「恋人の手帳やメールをチェックするのは許せる?許せない?」)が発表され、それに対し手持ちのクロノスの時計プレートで立場を表明(し討論を行う。その様子を別室の観衆20人が評価し一番支持する人に投票(1人につき支持率5%)。評価はリアルタイムで反映されプレイヤーも確認することができる。討論の終了は30秒前に告知され、終了時点での支持率最下位が追放。最終的に生き残った1人が勝者となり1秒100円×30分の18万円を獲得。-クロノス参戦プレイヤー wikiより引用
?????
ゆっくりでやる必要性があるのか...これは?ということで次
潜伏中
潜伏者はゲーム前に下見し各自好きな所に潜伏。一方、探索者はゲームスタートと共にエリアの中に入り捜索。潜伏者を目視した時点で発見となりその潜伏者は失格・リモコンにより弾着ベストが爆破される。探索者は1秒潜伏ごとに100円上昇し30分潜伏できれば18万円獲得。一方、探索者は賞金18万円から1秒経過ごとに100円減額され潜伏者8人全員を見つけた時点での賞金を獲得となる。 -クロノス参戦プレイヤー wikiより引用
これなら先程紹介した2つよりは実現しやすそうです。
逃走中と違う点は見つかった時点で即終了してしまう点ですね。
一般プレイヤーを募るのはこれまた個性が出にくくハードルが高そうですが...
逃走中との差別化できるのか?
後はマイクラ背景との相性が良さそうだと思いました。
生還中
プレイヤー達はセーフティルームからスタートし、エリア内9か所に隠された宝箱を捜索。各場所には大まかな位置と制限時間が指定されており、場所を指定し1人ずつアタック。時間内に宝箱を発見しセーフティルームまで戻ってくることができれば生還となり宝箱に入っている賞金をキープ。ただし、時間内に戻って来ることができなければ失格となる。
ある程度進んだところで脱出を宣言し全員で脱出に挑戦。宝箱を持ち脱出の扉から時間内に脱出できた人が持っていた賞金を全員で山分けすることができる。
-クロノス参戦プレイヤー wikiより引用
この生還中の最大の特徴はプレイヤーvs運営 個人戦の逃走中などと違って団体になることが確約されている唯一のゲームとなっています。100分間のゲームは無理だとしても、10分程度の短編動画などでミニゲーム感覚で制作できそうですね。
最後に
ということで、今回はゆっくり逃走中以外の○○中を少しだけ動画編集者の観点を持ちながらも触れてみました。しらのいさんのゆく中TAがまた開催されるためには3種類のゲームの開催が必要不可欠です。なので、他の作品を作ってみたいと思った人は少しだけでも参考にしていただければ...。もちろん、製作者以外のゆっくり逃走中LOVEの方にも興味を持っていただけたら嬉しい限りです。
なんと4500文字前後... 結構な大作ができました(笑)
それでは、また今度!こんなに長い文章を読んでいただきありがとうございました!