つとめて草子

ゆっくり逃走中投稿者 あさぞらによる裏話や感想、意見など

ゆっくり逃走中駅伝2023を主催者が振り返る ③計画・準備編【ゆく逃駅伝2025 開催記念】

おはぞらです!!



 

前置き&宣伝

ゆっくり逃走中駅伝2025が開催されること、ご存じでしょうか?!
このブログ見ている時点で知らない人がいたらビックリですが、ゆっくり逃走中駅伝2025が開催されるので楽しみにしてやってください。

↓↓

前回の往路編と復路編を読んでいただけましたか?

tutometesorai.hatenablog.com

tutometesorai.hatenablog.com

まだ読んでいない方はぜひ往路編もご覧ください!

ということで、今回は第三回目の前日談となります~

今回の内容から重くなりますので、よろしくお願いします。

イベント発案のきっかけ

こちらはスペースで何回も話していることですね。

2021年にkakanamiさんが企画したゆっくり逃走中投稿祭り。1日1人が投稿する×10といった企画でして、ゆっくり逃走中複数コラボ型企画としては初めて行われたイベントになります。 2021年はちょうどゆっくり逃走中投稿者が増え始めた時代(あさぞらもこの時期)です。

ゆっくり逃走中界隈がこれからも発展して、多くの視聴者を受け入れるためには2021年以降にデビューした投稿者を最低限中間層に底上げしたいと考えました。そこで、かりんさんの企画のように1日でまとめて動画を投稿するリレー企画という形式をとれば視聴者を全てのチャンネルに流せるのではないかと考えたのがきっかけです。

さらに、このイベントにモチーフ付けをするならどの単語がいいか考えた際に"駅伝"なら逃走中の走りと関連していて、区間によって距離が違う事からリレー企画では珍しい1人1人の動画の尺が違うイメージにも合うと確信して駅伝を要素に取り入れました。

中の人が大学駅伝を観ることが趣味になった理由は、この企画をやるためにいろいろ調べていたからです。

スカウト

このときのゆく逃駅伝で逆オファーしたのは2,3人ぐらいでした。少なくとも今年よりか少ないです。
それでも、駅伝2023の参加者全員ともこちらから絡みに行きました。なんならゆっくり逃走中投稿者の9割以上は、こちらから絡みにいってます笑 当時のゆっくり逃走中は有名な人以外の人はプレミア公開にだれも駆け寄らないことがザラにあったので、とにかく新人が出た時には真っ先にプレミア公開突撃、間に合わなかった場合もコメント残してました。この人はどれぐらいの動画時間で正統派かカオス系か、プレミア公開は何人来ているかなども分析しながら。

コメントはまあまあしてた

綺麗な言い方をするなら草の根運動、悪い言い方をするなら売名行為みたいなものです。というのも、youtuberとしてデビューした時は実績が何もない(ワールド=あさぞらということは隠し続けてた)状態からのスタートだったので、最初に同時期にゆっくり逃走中を作った人と近づくことで、界隈としての形を固めること、少しベテランになってからは新人の登竜門になるつもりでした(笑) 逆に、今は同じ時間を共有していない空白期間かなりできてしまったからどの立場でいればいいのか悩んでいますね…。

少し話がズレますが、あさぞら(空井狗鳥)として様々なゲームに出ていたのも逃走中に出たいからというよりか、出場することでその投稿者を宣伝して知名度を上げさせる狙いのほうが大きかったです。

結果的に参加者はそこを軸に集まった?印象があります。2021年以降にデビューした人・企画初参加の人がどちらも12人と過半数を占める形になりした。

運営としてのお仕事

ただ一人の運営として

私の考えるリーダー像は大きく分けて2つ。"背中をみせるリーダー"と"背中をみるリーダー"これに分けられると考えています。過去に開催された投稿祭りとかは主催者のkakanamiさんに引っ張ってもらって、新人を支える立場を私が"勝手"に引き受けたりしていました。それ以外にこんな感じで毎日宣伝していたので、背中をみて支える側になることが多かったのですが、問題は駅伝で主催者になったとき。

 

どっちもやろうとして無謀な目に合いました。先程も触れたようにゆっくり逃走中駅伝の主催者で、背中を見せて先頭で引っ張る役割をやるのは当然なのですが、投稿祭りと比べると最近デビューした人や企画初参加者が多いこと、中には駅伝で初投稿という人もいました。

これが逃走中で個人戦なら、他人にあまり手を貸さない自分第一主義のスタンスでクールのフリをしてもいいのですが、中間層に底上げするためにやっているゆく逃駅伝でそんな真似はできない。コラボ企画である以上チーム戦なので脱落者はなるべく出したくない。

そのために素材の場所や編集方法を教えたり、エリア提供や道具提供したりしながらアドバイスもしたりと、当然これだけでなく参加者を引っ張る役割として連携のお願いや参加者にさまざまな指示を出したり、全体の調整、宣伝の準備もやっていました。他にも引っ張ってくれる人がベテランでいてくれたらもう少し楽だったかもしれないです笑 

企画初参加組は企画に参加することを不安に思って当然ですが…全体の士気を準備段階から上げようとしてくれる人は準備段階では誰もいなかった記憶がありますね…。参加者全員が自分の動画に集中できていたので、最大限のパフォーマンスを発揮できる点では間違ってなかったかもしれません。こちら側から協力をお願いすることはあっても、投稿祭りの際の私と同じ立ち回り(勝手に裏から支える人)をする人はいませんでした。とにかく、最前線と最後尾を1人で引き受けたので凄く追い込まれていましたね。その中でも、最も苦しかった仕事がありました。

最難関の仕事 スケジュール作成

ゆっくり逃走中駅伝をやるのが面倒くさい最大の理由です。普通のリレー企画と大きく違う要素として、"投稿者によって動画時間が全然違う"これがとてつもなく重荷になります。

リレー企画の代表例としてVtuberの歌枠リレーは、持ち時間が1人30分などのように一人当たりの時間が統一して固定されていることが多いので、簡単に順番を入れ替えることもできて参加者同士で調整することがとても簡単です。

一方でゆっくり逃走中の場合。3分以下の動画をつくる人から40分以上の動画、中には一時間を超える動画を作る人もいるのでこの時点で5分単位の調整をする必要があります。これがあるため参加者同士で調整することかなり困難を極めるため運営側が動くしかありません。

これがゆく逃の魅力でありデメリット

もし、30分一律と設定した場合、30分を越えて次の人に被せてしまう人も出てくれば、3分で終わってしまい次の人まで間がかなり空いてしまう、こんなことになるのでリレー企画として成り立たなくなります。 実際に2023GWの駅伝は20分一律にしたのですが、ルールを破って次の投稿者に2分ほど被せた方が1人いるので小規模の駅伝でもこのような事故が発生することから時間を一律にすることは無理です

そして、調整する際には参加者側の要望も中にはあります。それにも配慮しつつ、リレー企画でベテランや新人を固めてしまうと、せっかく新人を知ってもらえるチャンスを潰してしまう可能性もあるのでここも分散しないといけません。  

ある人の要望を叶えようとすると、別の人の要望に添えなくなる。別の人の要望に添おうとするとまた別の要望の人に添えなくなる。これの繰り返しです。こちら側はあらかじめ希望通りになるとは限らないと伝えてはいるのですが、それでも完全に被った時以外は揃える、被ったとしても配慮するようにはしました。もし企画無視して同じ日同じ時間に公開されると終わるので…。当初は1日開催予定だったこともありますが10回以上は変えました。

広報省を作った理由は仕事を減らすため

当時の広報省は私が一人で動かしていたのですが、これを駅伝で使った理由も仕事を減らすためなんですよね。ゆく逃祭りの際は参加者の紹介も宣伝ツイートに取り入れていましたが、その時間さえも作れませんでした。なので最低限の動画のURLと何時から誰が公開するか、この情報だけしかのせられませんでした。

ほんとは、一人一人丁寧に紹介したかったのでここは2025でリベンジできるならしたいです。

0区と9.5区の動画

駅伝当日にわたしが公開した動画は0区と9.5区でそれぞれ往路と復路の直前SPです。こちらも他の仕事に比べて優先順位が低かったので、内容と質を落としてしまいました。9.5区にいたっては往路の時間と復路が始まる前の午前中で作りました。この動画もクオリティに全然こだわれなかったので同接数もあまりよろしくなかったですね。

ただ、それでも私の次の1区と10区の人の同接はわたしの動画を上回っていたので少なからず効果はあったと信じたいです。

ハッシュタグの呼びかけ

#ゆっくり逃走中駅伝2023

このイベントはゆっくり逃走中の中間層を増やすだけでなく、ゆっくり逃走中そのものを知ってもらえるきっかけにもしたくて開催しました。そのために、#ゆっくり逃走中駅伝2023 このタグを使うことを参加者や視聴者に積極的に呼びかけました。そうすることで、ゆっくりと検索するだけでも検索候補でゆく逃駅伝が出てきたり、TLにゆく逃駅伝のツイートを流させたりといった意図もありますが、新規の人でも当時の記録を調べたりすることを容易にする目的もありました。

結果的には290前後でした。しかし、2023GWでは61,2024では40ツイートと大幅に減少しているので、初回補正が大きかったことが伺えます。

当時の心境

正直なことを言うとこの企画を進めれば進めるほどゆっくり逃走中が嫌いになってしまいました笑 今は嫌いではありませんが、そう思えるようになったのもつい最近です。開催されるまではどのぐらい人が来るかわからない、そんな怖さや無謀なことやってるかもと自覚はありました。

その中で運営に時間を使えば使うほど自分自身の動画に使える時間がどんどん減ってく。逃走中02や03が当初の予定通りに作れなくなり、縮小に縮小を重ね。本当は私も逃走中作品を駅伝で出したかったけどそれも叶わずに。とうぜん体力も精神も疲労困憊、でも最後尾も自分であるからこそ意見や議論を参加者に持ちかけても、運営の仕事と支える仕事量は減らないのでそれを1人で処理する単独作業でした。それでも主催者が参加者をネガティブにさせてしまう発言はできない。ストレス解消や愚痴もできないのでとにかく耐え忍ぶ。持久戦でした

最後に

ということで今回は、運営で何をやったかを中心に語ってまいりました。

当時はこれ以上できないぐらいに頑張りましたが、後悔はやっぱり残りますね。だけど通常のコラボ企画ならここまで考えずに気楽にやってほしいです(笑)もし企画で参加者を募集するレベルのものを行うならば、このぐらいはガチらなくとも最低限参加者のことをサポートしてほしいかな。

来年の駅伝は空白の1年間があったからこそスカウトの時点から苦戦気味ではありますが...。

次回はゆく逃駅伝2023が終わった後に何を思ったのか、成功か失敗か、その後の流れとかを語っていこうと思います。それでは、またどこかで!!